みなさま、こんにちは!我が家の田尻です。
「設計図に表示されない部材がある」
先日は、そんなお話をさせていただきました。
当然のことながら、良い家づくりのために間取りはたいへん重要なものですが、かといって間取りばかりに着目して外観をおろそかにしてしまうと、非常に残念な結果を招きかねません。
そして、これらには後になって気づくことになるのですが、気づいたときには時すでに遅し。後悔してもしきれない、ということになってしまうのです。
そのため、住宅会社から提案される設計図を見る際には、次のようなことにぜひ注意していただきたいと思います。
まず、エアコンや換気扇はどこにつくのか?雨樋はどのようにつくのか?ということ。
これらの設置場所、設置の仕方によって、外観の見え方は大きく違ってきます。
また、部屋の窓から外がどのように見えるか、外から部屋の中がどのように見えるかについても、想像しながら設計図を見るようにしてください。
単に「障害物がないから」と大きな窓をつくったとしても、外から部屋の中が丸見えになってしまうようでは、結局、一日中カーテンを閉めたまま過ごすことにもなりかねません。
せっかくの光を無駄にしてしまうことになりますし、カーテンを開けられないという閉塞感の中で暮らすことにもなってしまいます。
想像力が必要となるため、難しいと感じるかもしれませんが、これらは本当に大事なポイントです。
間取りばかりに夢中になりすぎず、全体を俯瞰して見ながら家づくりを進めていただけたらと思います。